【ものづくり補助金】新しい申請枠「低感染リスク型ビジネス枠」

こんにちは。RMCオフィスの松本です。

 

2月9日にものづくり補助金(5次締切)について動きがありました。

  • 電子申請の受付開始
  • 公募要領に「低感染リスク型ビジネス枠」を追加

 

電子申請の受付開始は当初2月2日でしたが、2月9日にようやく受付開始となりました。

申請期限については、当初予定どおり2月19日17時です。

「低感染リスク型ビジネス枠」とは

結論は、以前まであった「特別枠」とほぼ同じです。

概要は以下のとおりです。

  • 補助率を2/3に引上げ
  • 補助対象経費に「広告宣伝費・販売促進費」を追加
  • 「低感染リスク型ビジネス枠」で不採択になっても、通常枠で再審査(2回チャンスがある)
  • 「低感染リスク型ビジネス枠」の申請要件を満たす必要がある

 

「低感染リスク型ビジネス枠」の申請要件

補助事業の内容が、以下のいずれかに該当している必要があります。

  • 物理的な対人接触を減じることに資する革新的な製品・サービスの開発
  • 物理的な対人接触を減じる製品・システムを導入した生産プロセス・サービス提供方法の改善
  • ウィズコロナ、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの抜本的な転換に係る設備・システム投資

 

物理的な対人接触を減じることに資する革新的な製品・サービスの開発

例:AI・IoT等の技術を活用した遠隔操作や自動制御等の機能を有する製品開発(部品開発を含む)、オンラインビジネスへの転換など

物理的な対人接触を減じる製品・システムを導入した生産プロセス・サービス提供方法の改善

例:ロボットシステムの導入によるプロセス改善、複数の店舗や施設に遠隔でサービスを提供するオペレーションセンターの構築など

ウィズコロナ、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの抜本的な転換に係る設備・システム投資

キャッシュレス端末や自動精算機、空調設備、検温機器など、ビジネスモデルの転換に対して大きな寄与が見込まれない機器の購入は、原則として、補助対象経費になりません

 

補助対象経費に追加された「広告宣伝費・販売促進費」について

本事業で開発する製品・サービスにかかる広告(パンフレット、動画、写真等)の作成及び媒体掲載、展示会出展(海外展示会を含む)、セミナー開催、市場調査、営業代行利用、マーケティングツール活用等にかかる経費

注意事項

  1. 補助事業と関係のない製品・サービスの広告や会社全体のPR広告に関する経費は対象外です。
  2. 補助事業期間内に広告が使用・掲載されること、展示会が開催されることが必要です。
  3. 出張旅費や交際費は補助対象となりません。